HYBEのチケット「ダイナミックプライシング」導入に反対運動
BTSを筆頭に、SEVENTEEN、TOMORROW X TOGETHER、ENHYPEN、LE SSERAFIMなど、人気歌手が多数所属するHYBEが、海外公演でチケット代金を変動制にしたことが物議となっています。
コロナ禍以降、業界全体で高騰する公演代金への注目が高まる中、コンサートチケット価格の引き上げの先鋒に立ったHYBEが、今度は「ダイナミックプライシングシステム(DynamicPricing:チケット価格の変動制)」の導入を明らかにし、ファンから不安や批判の声が集まっている。
「ダイナミックプライシング」とは、購入側の需要によって価格が変わるもので、最近では多様な業種で価格決定システムとして導入されつつあります。
他業種では需要が少なければ価格は下がっていますが、人気歌手のコンサートに適用された場合、当然ながら「価格上昇」を招き、HYBEも自社所属アーティストの「チケットパワー」に言及しています。
正規サイトで想像を超える価格に、購入を諦めたファンも
すでにBTSのメンバー、SUGAの米国公演にこのシステムが適用されており、チケットを求めたファンからは
想像を超える高価な価格でチケットを購入した。
(ダフ屋でなく)正規サイトで購入を試みたのに、クリックする度に高騰し、行くのを諦めた。
との声が集まっています。
特にこれは公演チケット管理会社ではなく、HYBE管轄の下で行われた、という点でファンから怒りの声が大きくなっています。
<変動制導入に反対するファンの意見>
我々にはチケットを定価で買う権利がある!
HYBEチケット価格の急騰に断固反対!
SNS上では「NoDynamicPrice」というハッシュタグ運動や、HYBE関連のグッズ不買運動まで起こっています。
現時点ではまだ米国公演のみですが、今後は国内導入される可能性や、HYBEを皮切りに他事務所も導入する可能性など、K-POPファン全体に不安が広がっています。