ガールズグループ出身BJ、事務所代表から「強姦被害」と虚偽告訴
2010年代にデビューしたガールズグループの元メンバーで、現在はBJ(ネット動画配信者)として活動中のA氏(20代)が、「強姦被害」の虚偽告訴をした容疑で、警察の捜査を受けていることが明らかになりました。
本日(15日)、ソウル中央地検がA氏を在宅起訴したことで、事件が大きく報じられています。
捜査の結果「B氏に容疑なし」、防犯カメラ映像が証拠に
A氏は2017年頃、某ガールズグループのメンバーとしてデビューし、昨年からはBJとして活動中です。
今年1月(通報したのは2月)、事務所代表のB氏から会社の事務室内で「性的暴行を受けた」と通報し、B氏には「強姦未遂罪」の容疑がかけられました。
しかし警察がB氏を不送致としたことで、A氏が異議申し立てを行い、検察が事件を捜査することになりました。
刑事訴訟法によって、警察は異議申請を受ければ事件を検事に送致することになっており、検察は事件当時の防犯カメラ映像、メッセージのやり取り、録音記録などの証拠を総合的に判断した結果
B氏に強姦未遂の容疑なし
と下しています。
逆に、A氏には虚偽通報の疑いが持たれ、事件当日、2人は「合意のもと」共に事務室に入り、性関係はなく、部屋から普通に出て来る様子が映っていることが理由となっています。
「活動中断のすすめ」を解雇と受け取り、逆恨みか?
A氏は通報当時
B氏を押しのけて事務室から飛び出した。
と主張しているものの、防犯カメラ映像には、普通にドアを開けて出てくる姿が映っており、さらに2人は事務所から出た後も、代行運転手を待ちながらスキンシップまでしている様子が映っていることが判断材料となっています。
2人の間にあったトラブルとしては、B氏がこの数日後、A氏の業務上のストレスを心配し「しばらく放送を中断するよう勧めた」として、このことをA氏は「解雇通知」と受けとり、不満を抱いて、2月に警察に虚偽告訴したとされています。
なお、A氏の告訴により、B氏の事務所に所属するBJが多数脱退する事態となっており、B氏は経済的、心理的な被害を受けていることが報じられています。