「The East Light」児童虐待事件、メンバー同士で裁判へ
未成年アイドルバンド「The East Light」のメンバーとして活動した兄弟、イ・ソクチョルとスンヒョン側が、Media Lineエンターテインメント事務所関係者から日常的に暴力を受けたと訴え、2020年に「常習児童虐待」などの判決を受けた事件について、訴えの過程で一部メンバーを含めた「偽証罪」を問う裁判が今週、期日を迎えます。
兄弟側は残る4人のメンバーのうち、反論記者会見を開いた2人(イ・ウンソンとチョン・サガン)について、「偽証」を訴えています。
「The East Light」は2016年に、平均年齢15歳の6人組、未成年アイドルバンドとしてデビュー
イ・ソクチョル(兄)
イ・スンヒョン(弟)
イ・ウンソン(訴えられている)
チョン・サガン(訴えられている)
イ・ウジン(Mnet「プロデュース101」シーズン2で活躍)
キム・ジュヌク
ソクチョル・スンヒョン兄弟、メンバー2人を偽証で訴え
ソクチョル・スンヒョン兄弟が「偽証容疑」で訴えているのは、メンバーのイ・ウンソンとチョン・サガン、プロデューサーのムン・ヨンイル(常習児童虐待で懲役1年4ヶ月)で、3人は2022年に在宅起訴され、2023年4月の最終弁論の後、2回裁判は延期され、やっと今週(11日)期日を迎える予定です。
ムン・ヨンイルPD、イ・ウンソン、チョン・サガン:偽証容疑
キム・チャンファン会長とイ・ジョンヒョン代表:偽証教唆容疑(不起訴)
兄弟側の代理人によると、現時点でキム会長とイ代表の教唆容疑は不起訴となっていますが、3人の裁判結果によっては
偽証犯罪とは、その偽証で利益を得る被疑者の教唆によって行われる犯罪のこと。彼らの偽証には、会長と代表による介入があった可能性が高く、検察の追加捜査で偽証教唆の疑いが立証されるよう努力する。
と、今回の裁判で偽証教唆も明らかになった場合、追加告訴することを強調しています。
デビューから騒動まとめ
2016年11月 デビュー
2018年10月
ソクチョル・スンヒョン兄弟がデビュー前から4年にわたり、プロデューサーから暴言および、野球バットや鉄製のマイクスタンドなどで殴られるなどの日常的な暴行を受けていると訴え、事務所会長らに対しても、それを黙認・加担したと強く非難し「児童虐待事件」へ
事務所側が訴えた兄弟を除く4人のメンバー、イ・ウンソン、チョン・サガン、イ・ウジン、キム・ジュヌクの専属契約を解除、バンドは事実上の解散
2018年12月
キム・チャンファン会長とイ・ジョンヒョン代表と共に、元メンバーのイ・ウンソンとチョン・サガンも同席して会見が開かれる
(兄弟が)告訴することは全く知らなかった。
(メンバーとして)そのような行動をしたことに腹が立つ。事実とは異なる報道に胸が痛かった。
(兄弟から)父親から体罰を受けている、と2度ほど聞いたことがある。ゴルフクラブで夜中まで死ぬほど叩かれたと言っていた。
と反論、続けて会長側からイ親子により「470万ウォン相当の電子ドラムを窃盗された」と主張
会社所有の電子ドラムなどを許諾なしに持っていかれた。防犯カメラの証拠もあり、親子で運び出している。
「事実を歪曲し、脅迫と暴言・暴行をする非人間的な会社に仕立て上げられた」
その後、事務所側はイ・ソクチョルと父を特殊窃盗の疑いで告訴し、兄弟側も会長や一部メンバーを訴え、対立が強まっていました。