「議決権行使禁止仮処分」裁判所の決定を前に双方、嘆願書が続々
HYBEが傘下レーベル「ADOR」の代表、ミン・ヒジン氏に対し、背任行為が疑われることから解任(来週31日の臨時総会)に向けて動いている中、ミン代表側もそれを阻止すべく、現在HYBEを相手にソウル中央地方裁判所に「議決権行使禁止仮処分申請」を提出しています。
先日、ADOR所属のNewJeansのメンバーが、ミン代表支持の内容が含まれたと思われる、嘆願書を全員で提出したことが話題となりましたが、HYBE支持側からも嘆願書が出されていることが報じられています。
NewJeansの嘆願書に対抗?HYBE支持の有名PD陣による嘆願書
裁判所の仮処分申請の決定を控え、HYBEに買収され傘下となった、SEVENTEENの所属レーベル「PLEDISエンターテインメント」代表、LE SSERAFIMの所属レーベル「SOURCE MUSIC」代表、HYBEレーベルを代表するプロデューサー・ディレクター陣など、HYBE支持の内容が盛り込まれた嘆願書が、続々と提出されていることが話題になっています。
「SEVENTEEN」所属のPLEDISエンターテインメント代表、ハン・ソンス氏、「LE SSERAFIM」が所属するSOURCE MUSICのソ・ソンジン代表が裁判所に対し、ADORミン代表を非難する内容を盛り込んだ嘆願書を提出した。
他にも、「BTS」の首席プロデューサーとして知られる、BigHitミュージックのPdogg氏、パフォーマンスディレクターのソン・ソンドゥク氏、クリエイティブディレクターのキム・ソンヒョン氏、TOMORROW X TOGETHERのプロデューサーであるSlow Rabbit氏、など、HYBEレーベルを代表する有名制作者らの名前も提出リストに上がっている。
これは17日に提出された、パン・シヒョク議長の嘆願書の主張に合わせた内容とされています。
PD陣、映像制作者、ファンなど、双方支持の嘆願書が続々
バン議長が提出した嘆願書には「マルチレーベルの保護の必要性」が盛り込まれ、1人(ミン代表)の私益追求により、「エンターテインメント産業が揺れてはならない」という内容への賛同と見られています。
反面、ミン代表支持(解任反対)として、NewJeansのMV制作に携わったシン・ウソク監督、YouTuber「침착맨(チムチャクマン)」など、こちらも過去にミン代表と仕事をしたことがある人たちが嘆願書を提出しています。
加えてファンからも嘆願書が出され、NewJeansのファンからは1万人の「ミン代表解任反対」の嘆願書も出されています。