ADOR ミン代表、HYBEに何度も和解について語る
昨日(31日)、ADORの代表に留任したミン・ヒジン氏が記者会見を開き、紛争中のHYBEに対し和解を提案しました。
(和解を提案する?)当然。裏切られた気持ちは私が先に感じたこと、HYBEが信義を破ったため。
(HYBEと今後も仕事を続ける?)はい。(裁判で自身の)濡れ衣が晴らされ、かなり気が楽になりました。今後はNewJeansのためにも、HYBEには妥協点が用意されることを望みます。
と、記者会見では和解について何度も言及されています。
ADOR新理事会はミン代表の解任可能
なぜミン代表はこのような提案を繰り返すのか?ミン代表はADORでの「代表職」を死守した形とはなりましたが、事実上、新理事会はHYBE派で構成されたことにあります。
ミン代表は今回の臨時株主総会で代表職は守ったが、未来は明るいだけではない。
「新ADOR理事陣」はミン代表以外、HYBE側の3人で構成されたため、もし理事会で決議されれば、「代表理事」から解任される可能性はある。
ミン代表の弁護士も
HYBE側理事たちが理事会を招集し、ミン代表の解任案を上げる可能性はある。
あくまで「株主間契約を守れ」というのが裁判所の判決、HYBE側理事たちも適切な措置をしなければならないと思う。
と明かし、新理事たちがその気になれば、ミン代表を解任させることができる危機感を明かしています。
ミン代表「成果を見て」実績をアピール!HYBEはどう出る?
ミン代表はまだ危うい立場であることを踏まえ、2度目の記者会見では「自身の経営実績(トップボーイズグループが5~7年で出す成果を、わずか2年でガールズグループで出した)」を前面に押し出し、NewJeansと共に今後も活動することを改めて伝えています。
会社は親睦のために通う集団ではない。経営人は数字で証明しなければならない。
このような成果を出した子会社の社長に「裏切り」という言葉を使えるのか?疑問。
経営者として見せるべき姿勢は数字。いくら頑張っても数字が出なければ、叱責されなければならないし、感情的にどんなに頑張っても容認され難い。理性的かつ冷静にこの問題を見なければならない。
と、自身の実績をアピール、またNewJeansの成功は結果として、親会社であるHYBEの利益となり、お互い損はないことを強調しています。
このような主張がミン代表側から何度も語られている中、HYBEが今後どう判断するか?に注目が集まっています。