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ZEROBASEONEからK-POP「第5世代」突入?もう無意味、世代区分があいまいと批判(たった2年で別世代)

(上から)ZEROBASEONE、RIIZE、TWS

K-POP「第〇世代」区分も終わり?世代に差がない時代に

K-POPグループは現在、2023年7月にデビューしたZEROBASEONEから「第5世代」に突入したと言われ、「エクバンウォン(EXO、BTS、WannaOne)」の後継として、ZEROBASEONE、RIIZE、TWSが新生代の筆頭と注目が集まっています。

しかし、この「第〇世代」という戦略自体がもう無意味であり、区分も曖昧になりつつあることが指摘されています。

たった2年で別世代?「0.5」まで登場

昨年デビューしたZEROBASEONE、RIIZEに加え、今年デビューした、TWS、ILLITなどが、現在「第5世代」と呼ばれています。

ただ、最近の区分は年数という単純な構造より、「人為的」に話題性で作り上げられたという指摘が強くなっています。

これまでの「第〇世代」は年数にかなり差があり、世代交代のイメージがありました。

例えば第1世代と第2世代では、1997年にデビューしたS.E.S.と、次の世代である少女時代(2007年)との差は10年も空いています。さらにその次の「第3世代」のRedVelvet(2014年)との差は7年、そのまた後輩の「第4世代」のaespa(2020年)とも、6年の差があります。

しかし、aespaと共に「第4世代」と呼ばれている、LE SSERAFIMは2022年デビューで、次世代に区分されているILLITと、わずか2年しか差がありません。

2年しか差がなければ、そもそも世代交代とは言えず、LE SSERAFIM、ILLIT、共に同時期に活動中で、その間の2023年にデビューしたKISS OF LIFEは、「第5」「第4」どちらでも呼ばれる曖昧な状況から、とうとう「0.5世代」という言葉まで出る事態となっています。

「新世代の代表」など、宣伝に有効

これだけK-POPグループが各社から毎年、続々とデビューする時代へと突入した今、すでに区分が崩壊しつつあることから

世代を分けることへの疑問

へと変化していますが、この「世代分け」自体が業界がマーケティング目的のため意図的に行っている、という指摘が強くなっています。

実際にMnetは新サバイバル番組『BOYS PLANET』から誕生するグループ(ZEROBASEONE)のことを、「第5世代を代表するグループ」として、大々的に広報しました。

勝手に「第5世代(=新世代)代表」と銘打って宣伝したことに、当時は批判の声もありましたが、本当にZEROBASEONEは新人グループのデビュー初動記録を塗り替えるほど大ヒットし(初動182万枚)、現在も記録は塗替えられていません。

事務所だけでなく、ファンも「推し」成果のため世代分ける傾向

また「アイドルを世代区分」するのは、事務所側だけの意図ではなく、ファン側も「推しアイドル」を、世代の中での記録や成果で、ライバルとの差を明確にする傾向があります。

第〇世代の中で、ビジュアル代表!

第〇世代の中で、初動記録最高!

第〇世代の中で、初めて〇〇を達成!

など

細かくグループを分けることで、何らかの「初」や「トップ」をとれる可能性があるからだとも言われています。

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