「CLOSE YOUR EYES」メンバー事務所がマネジメント担当に怒り
昨年放送された、JTBCの新アイドルオーディション番組「PROJECT 7」から誕生した、プロジェクトグループ「CLOSE YOUR EYES」について、メンバーの所属事務所側と、同グループのマネジメントを担当する「UNCORE」が双方、不適切対応・不法行為などで批判し合い、正式デビュー前に法廷争いへと発展する可能性が報じられています。
Pocket Doll側、番組前契約とデビュー決定後の契約変更に怒り
「CLOSE YOUR EYES」は現在、正式デビューに向け準備中ですが、ジェイミン(BAE173のメンバー)と、サクラダケンシン(練習生)の2人がデビューメンバーに選ばれたPocket Doll Studio側が、デビュー組決定後、マネジメント担当として登場した「UNCORE」に怒りをあらわにしています。
Pocket Doll Studioは本日(20日)
UNCORE側が16日に明らかにした立場表明に対し、深い遺憾を表わす。すでに表明したように、当社は番組への出演契約締結当時「グループ活動の並行は可能」という確約を得て、契約を締結した。
出演契約を締結する以前に、当社所属アーティストには既存活動があることを製作側に告知し、製作側もそれを受け入れていた。既存活動日程と「PROJECT 7」のスケジュールが重なった場合は、これまで両社で円滑に疎通をしながら調整してきた。
しかしデビューメンバーが決まると、マネジメントを担当することになったUNCOREは、当社とのマネジメント契約について、相互調整を全くしなかった。当社はUNCOREと継続協議を求めたが、デビューメンバーが決定して以降「並行活動は不可能」という一方的な立場だけ通知してきた。
これは番組開始当初に製作会社と交わした内容とは全く異なり、『並行活動不可』と明記された契約書には同意できないことを繰り返し表明する。
「CLOSE YOUR EYES」の成功は願う、契約内容の維持を求める
続けて、まだ正式契約をしていない状況にも関わらず、勝手にマネジメントが進行していることへも批判しています。
UNCORE側は、当社とまだマネジメント契約を締結していない状況で、アーティストの所属会社である当社を無視し、一方的に連れてデビュー準備を強行している。
それだけでなく、当社所属のアーティストたちが泊まっている宿舎の位置、練習状況なども当社に知らせず、マネジメント契約締結を事実上強要している。
当社は出演契約に違反した事実が無いことはもちろん、上記のようなUNCOREの行為はマネジメント契約がないにもかかわらず、当社の権利を侵害する明白な不法行為。さらに、マネジメント業を営むすべての所属事務所とアーティスト間の契約自体を無視し、業界の根本を揺るがしかねない、危険な行為といえる。
なお、Pocket Doll Studio側は「CLOSE YOUR EYES」の成功を願う立場であることを強調
当初の番組制作側と交わした契約内容が維持されることを望んでいる
もし内容が変わるのではれば、法的措置を進行する。
と再度、伝えています。