「プロデュース X 101」出演後、所属グループIN2ITを突然脱退発表したソンヒョンの家庭事情が話題になっています。
「プロデュース X 101」後、IN2ITに復帰せず突然脱退発表
「プロデュース X 101」後は、所属グループIN2ITへ復帰すると思われていたキム・ソンヒョンでしたが、突然、所属事務所MMOエンターテイメント側から「個人的な事情」でのグループ脱退が発表されました。
しかし、実際はこれまで給料を1ウォンも受け取っていなかったことなど、所属事務所との契約問題でのトラブルだったことが明らかとなり、さらにソンヒョン自身が、MMOエンターテイメント側から高額な違約金を請求されている現状を暴露しています。
給料0にも関わらず、違約金3億要求
IN2ITは、1年半という長い過酷なサバイバル番組「少年24」を勝ち残って、やっと誕生したボーイズグループでした。しかし デビュー後、一切の契約金はおろか、給料を受けとったことがないことがソンヒョンにより暴露されています。
2016年にデビューして以降、ここ1年ほどはカムバックがない状態で、活動も放置されていたこと。加えて、ソンヒョンの父が病気になったことで、家計が苦しくなり、自身も仕事をしなければならなくなったため、グループからの脱退と、事務所からの退所を決意した経緯が明かされています。
しかし、これまで給料を受け取っておらず、さらに家計が苦しい、という理由にも関わらず、MMOエンターテイメント側からは、1億1000万ウォン(当初は3億5000万ウォン)の契約解除の違約金を要求されているとして、この高額な違約金を払う術があるはずもなく、今もグループは脱退したものの、所属事務所との契約は継続していることを、ソンヒョンは訴えています。
「少年24」がやっと得たチャンスだった
幼い頃に両親が離婚したソンヒョンは、父親に引き取られます。タクシー運転手をしている父親が夜仕事に出かけると、1人インターネットをして時間を過ごすしかなく、その時にネットを通じてゲームや音楽を楽しんでいた影響で、歌手が好きになり、アイドルを目指すことに。
練習生時代には、祖父が大きな病気になり、何度も手術をして、お金がたくさんかかりました。父を見たことがある方ならご存じでしょうが、父はイケメンで、背が高く、僕の憧れです。そんな憧れの父がある日、練習生を続けるため、実力を伸ばそうとダンススクールなどに通っていた僕に、涙を流しながら「祖父の通院費などがかかるため、僕の支援ができない」と「本当にすまない」と、初めて僕の前で泣いたのです。
だから僕は、基礎だけを学んだあとスクールを辞め、ほぼ独学で練習しました。祖父は今も病気が進行中です。治療費だけでなく、療養病院にも入らなくてはならない状態で、24時間の看護が必要です。僕はアイドルをしていて寮生活ですし、父は働いているため、祖父を家で24時間看ることが不可能なのです。
僕には夢があります、一生懸命に働いて、お金をたくさん稼いで、祖父を連れてたくさん良い風景を見せてあげたいのです。僕が成功すれば、祖父を療養病院から出してあげられるし、自宅で看護の人をたくさん雇って、お父さんの負担も減らしてあげられる。
練習生の頃から、このような夢を持って諦めることなく、頑張って来たけど、何度も僕のデビューはとん挫しました。 「デビューしようとしたが、また話はなくなり、またデビューしようとすると、話がひっくり返って・・・僕の人生って、どうしてこんなにうまくいかないのだろう?」と、何度も思いました。友達には「お前、本当によく頑張ってるのに、どうしてそんなに運がないの」と、言われるぐらいです。
それでも僕は「いつか日は昇る」と、心の中でずっと願って頑張って来たんです。その後、デビューするチャンスを与えてくれたのが、「少年24」でした。