ジュンス「JYJ法」制定後も、テレビ出演が自由でない現状を明かす
歌手のキム・ジュンスが、通称「JYJ法」制定後の放送活動の状況について、率直に明かしました。
昨日(30日)、「EBS招待席」にゲスト出演したキム・ジュンスは
この10年間、放送らしいテレビ出演をすることができなかった。
主演俳優にもかかわらず、ミュージカルを広報する番組に1人だけ出られなかったこともある。それで「広報が必要ないから出ないのではないか」と、誤解を受けたこともあった。
「JYJ法」が通過したのに、依然として番組出演は自由ではない。それでも私が転役する日に、芸能情報番組が取材に来たりして、状況はかなり好転した。
芸能番組や音楽番組に出演できれば申し分ないが、少なくとも、ミュージカルやコンサート、アルバムを宣伝できる場所には出演したい。
<先日、KBSがジュンスが音楽番組に出演していない理由をファンに問われ「出演意思がなかったため」と回答したことに>
「出演する意思がなかった」という放送局側の立場は納得しがたい。これまでマスコミを通じて、地上波芸能に出演できない理由を聞いたこともある。
と先日、音楽番組「ミュージックバンク」を持つ、KBSが回答した理由について、疑問を呈しました。
通称「JYJ法」とは?
キム・ジュンスが所属するグループ名「JYJ」から、通称でそう呼ばれるようになった放送法改正案。
以前所属していた「東方神起」を脱退後、所属事務所であったSMエンターテイメントと2009年~3年間、専属契約紛争で争ったことを発端に
当時、SMエンターテインメントは「JYJへの放送渉外を自粛して欲しい」という公文を26の関連事業者に送り、公正取引委員会から制裁を受けている。これを受け、2015年に
放送事業者が第三者の要請により、正当な理由なく特定人物を番組に出演させないことを禁じる
との法案が可決された。