「Jannabi」ヴォーカル チェ・ジョンフンの父親が詐欺で逮捕報道
有名バンドのヴォーカルの父親が「マンション分譲代行権」などを借りる名目で、9億ウォンの詐欺行為を行い、懲役3年を言い渡されたことが報じられています。
SBSの報道
15日、水原地方裁判所はチェ氏の詐欺疑惑を全て認めるとし、懲役3年を宣告した。
また、逃走の恐れがあるとして、法廷拘束した。
加えて、チェ氏と共謀した容疑で施工会社の取締役にも懲役1年6ヵ月、執行猶予3年を言い渡した。
建設事業施行A社の代表を務めるチェ氏は、龍仁市の住商複合型マンションの新築事業を推進していたが、資金難が続くと2017年9月～12月の間に、被害会社であるB社に対し「分譲代行権、地域住宅組合事業代行権、土木工事請負契約権などを与える」と嘘をつき、計9億ウォンをだまし取った疑惑で起訴されていました。
検察側
当時、資金難で事業が中断されていたチェ氏は、龍仁市庁から分譲承認を受けられておらず、分譲代行権などを与える意思や能力はなかった。
と詐欺疑惑を適用、これを受けて裁判所は
犯行当時、社員の給与も支給できないほどの経済的な困窮状態だったことから照らし合わせても、チェ氏が被害会社に当初から地域住宅組合事業代行契約を任せるつもりがなかったにもかかわらず、嘘をついて代行契約を締結した。
チェ氏の主張は納得できない弁解であり、一貫して責任を被害会社側に転嫁している点、履行の可能性がない契約締結を口実に、9億ウォンもの犯行に至った経緯が非常に悪質。
被害会社側、名義がある「息子にも責任」主張
また、被害会社側は、チェ氏の息子である、チェ・ジョンフンに対しても責任がある、と主張しています。
契約当時、（息子も）A社の株式を持っていた。責任がないわけではない。最近、息子たちの責任を問う内容証明を送ったが、返事をもらえなかった。
チェ・ジョンフン側は
父に名義を貸しただけで、経営に介入したことはない。
父の事業失敗後は、（父から）経済的支援を一切受けていない。むしろ事業の再起を夢見る父の要請で、会社設立に必要な名義を貸したことはある。僕ら兄弟が株主に名前を上げることになったのも、そのため。
と、詐欺事件には無関係であることを主張しています。
