NCT、デビュー以来のコンセプト終了を発表
SMエンターテイメントの現経営陣が、NCTがデビュー以来掲げて来た「無限開放、無限拡張」を年内(NCT TOKYOを最後に)終了することを発表しました。
NCTは現在、23人の多国籍メンバーで構成され、NCT(Neo Culture Technology)は
メンバー数の制限なく迎え入れ「無限開放」
多様な都市で多様な構成で活動する「無限拡張」
を核心キーワードとしてこれまでメンバーを増員して来ました。
K-POPの実験的コンセプト、途中で終了
SMは2016年のデビュー以来、NCT U、NCTDREAM、NCT127、WayVなど、ユニットを相次いで披露し、これはイ・スマン元総括プロデューサーが企画&陣頭指揮をとって来た、代表的なプロジェクトでした。
しかし、イ・ソンス代表は、イ・スマン氏と距離を置くと共に、新体制「SM3.0」戦略を電撃発表、東京チームを最後に「無限拡張」終了を決定しています。これに伴い、イ・スマン氏が以前より進めていた、NCTの米国進出計画「NCT Hollywood」も全面白紙化されています。
ファンは今回の決定に歓迎ムードです。
メンバー数がすでに多すぎ、どんどん増えるため、個々のユニットが区分されにくく、ファンダムの結束度が低かったことが、解消されるだろう
また、一部のメンバーはユニットを掛け持ちしていることでハードスケジュールとなり、体調を心配する声がある一方で、ほとんど活動がないメンバーとの格差を指摘する声がこれまで多くありました。
我々にとって最も重要なことはアーティストの健康と幸せ
全アーティストのため偏りのないコンテンツ準備
と、今後はサポート体制を強化することを明かしており、ファンからは、なるべく活動機会が均等になることを願う声が集まっています。
しかし最大の変更点として、デビュー以来、各国での活動、K-POP現地化、など実験的コンセプトを進め、ユニットも準備していただけに「K-POP現地化計画」を途中で放棄する形になることが指摘されています。