ヒット中なのに活動が中断しているFIFTY FIFTY
FIFTY FIFTYは現在、メンバー側が先月末に起こした「専属契約効力停止仮処分申請」により活動が中断している状況です。「Cupid」がヒットしている今こそ、グループの知名度を広めるためにも、精力的にイベントやテレビに出演するべきだとして「せっかくのチャンスなのに残念」との声が多く集まっています。
「専属契約効力停止仮処分申請」の判決は早くても今月末以降となる見込みで、さらにその結論が出たとしても、メンバーにとって今後の活動に有利になる可能性が低いとの意見もあります。
メンバーを総入れ替えしても分からない?
FIFTY FIFTYに関する状況としては「K-POPの曲「Cupid」」はヒットしているものの、グループ自体は無名で、何人グループで、メンバーの顔、名前さえ知られていないのが現状です。その点から
ATTRAKTがメンバーを再編して、FIFTY FIFTYをそのまま継続し「Cupid」を歌わせても、誰も分からないだろう
とまで言われています。
メンバー側が起こした契約解除申請に加え、事務所側がメンバーの背後にいる誘引した人物として批判しているTHE GIVERS代表のアン・ソンイル氏に対する刑事告訴など、法的争いが全て決着するまでには、まだ時間がかかる見通しです。
「NewJeansでもないのに」あまりに早過ぎた紛争
また、メンバー側に世論も厳しい視線を向けています。ほとんどの契約紛争の場合、理不尽な精算によるメンバーの過酷な状況が明かされ、同情の声が多く集まりますが、今回はまだデビュー半年という異例の早さでの訴えだったこと、ヒット曲も生まれ活動は順調、加えてチョン・ホンジュン代表の美談なども出て来たため、FIFTY FIFTYを取り巻く環境について「それほど過酷だったとは思えない」との意見が多く
NewJeansでもないのに
とメンバー側は金銭問題を否定したものの、結局は「お金」目的など批判する声もあり、FIFTY FIFTYより4ヵ月早くデビューし、デビューからヒット曲を連発しているNewJeansと比較する声まで集まっています。
また仮に「お金」目的だったとしても、これを主張するにはあまりに「早すぎる」という意見もあります。
音源収益は、国内チャートでも2~3ヶ月ほど支払いにズレが生じ、さらに「Cupid」は海外チャートでヒットしているため、半年以上の時間がかかる。
「Cupid」の発売は2月で、発売後にジワジワとヒットしたことを考えると、支払いは秋以降との見通しで、まだ海外での音源収益は事務所に入っていないことになります。
以上のことから、今回の紛争は判決が出たとしても「誰も幸せにならない不幸な結末」との意見となっています。