YG、今もBLACKPINKメンバーの契約状況を明かさず問題視
K-POPアイドル事務所の中心グループメンバーの再契約状況は、会社の株価に大きく影響することを受け、「公示制度導入」を求める声が高まっています。
現在、最も注目されているのが、YGエンターテインメントのBLACKPINKメンバーの再契約状況ですが、一部メディアが「3人のメンバーと不発」など、マイナスな噂が流れるだけで株価が暴落するほどですが、未だにYGからの公式発表はない状況です。
所属アーティストの去就は「営業と生産活動に関する重大事項」
それ以前では、BTSが入隊期を前に「グループ活動の中断」を発表すると、メンバーの脱退や再契約への不安からか、一時的にHYBEの株価が急落し、HYBEは釈明するも、なかなか株価が元に戻らなかったこともありました。
このような人気グループメンバーの動向は、所属事務所の株価に大きく影響することから
アーティスト活動内容について、事務所側は公示しなければならない。
という声が出始めています。
株式上場法人に対する公示規定では
営業と生産活動に関する重大な変更を招く事実、または決定に対し、随時公示しなければならない。
という主要経営事項が定められているためです。
芸能関係者からも「賛成派」「反対派」
このような証券業界からの要求に対し、芸能事務所関係者の意見も分かれています。
(公示反対派)アーティストに関する事案は、アルバム・公演・広告などが絡まっており、非常に敏感な問題なため、これを「公示」に入れることは考えたこともなかった。
(公示賛成派)アーティストの去就次第で、株価への影響が大きいのは事実であり、これを隠そうとするより、むしろ市場にオープンにして「市場の信頼」を得ることが重要だと思う。仮に再契約が不発に終わったとしても、事実をそのまま知らせ、また新人アーティストを育成しデビューさせて回復する、その好循環な姿を見せることが投資家への道理だろう。
なお、反対派も多い中、公示規定では「十分に取り扱うべき重要な情報」と見る動きが強まっており、エンタメ業界からの反発が予想されています。