ソンミンがファンとの疑似恋愛アプリ登場で波紋
SUPERJUNIORのソンミンが、ファンとの疑似恋愛コミュニケーションメッセンジャーアプリ「bubble」に登場することが明らかとなり、一部ファンから既婚男性であるソンミンがこのアプリに登場するのは、不適切だと批判が集まっています。
「DreaU bubble」はファンとアイドルが直接メッセージをやり取りできる有料コンテンツで、「秘密の会話」をコンセプトにしており、アプリ自体がSNSメッセンジャーの形態をしていることから、あたかも恋人同士のプライベートトークをしているかのような、「類似恋愛」経験ができると、話題のコンテンツです。
これまで、既にSUPERJUNIORのメンバーは、ソンミン以外が参加していましたが、今月、ソンミンも新たにアカウントを開設することが発表され、波紋を広げています。
「bubble」は遠い存在だったアイドルとファンとの距離を縮める点で、大きな反響を得ているコンテンツですが、この類似恋愛のようなアプリに、既婚者であるソンミンが参加することについて
儒教国家である我が国で、既婚男性との密かな会話は不適切です。
と、ソンミンの参加に不快感を示しています。
アイドルとファンとの「疑似恋愛」と「私生活」
ファンがアイドルを消費する手法の1つである「類似恋愛」は、常に彼らの私生活と衝突している。これまでも現役アイドルが結婚や恋愛を発表する度に、ファンから賛否両論が起こってきた。
文化研究関係者は、このようなアイドルのプライベートと、ファンとの距離感について
K-POPが発展した根源の一つ「類似恋愛」を商品化したコンテンツだ。K-POPはビジュアルから、感情的な言動、ジェスチャーにいたるまで、ファンとの「類似恋愛」をビジネス化して、これまで発展して来た。
「類似恋愛」と「私生活」の衝突をどう解決していくべきか?
キーワードは「尊重」
韓国アイドル史において、ファンのアイデンティティは定着しつつあり、以前と比べれば、ファンもアイドルの私生活を尊重し、感情との分離意識を持つようになって来た。しかしこれは、あくまでアイドル側がファンに配慮することがもっとも重要だ。
プライベートなことに対しては、ファンへの最大限の「尊重」と「思いやり」が必要になってくる。常にファンに対する尊重や率直ささえあれば、結婚や公開恋愛を発表しても、祝福され、ファンも受け入れるケースが増えている。