「MAMA」歌手は駐車場、俳優は控室の待遇差別に批判殺到
Mnet、CJENM主催の音楽授賞式「2020 MAMA」について、出演アーティストが待遇差別されていた、との論争が騒動になっています。
「MAMA」は授賞形式であるため、受賞側のアーティスト、トロフィーを渡す側のプレゼンター役の俳優ら、出演者が一同に会場に集まりました。
しかし、俳優陣にはそれぞれ、古式控室が用意されていたものの、歌手らは主催側から待機室を提供してもらえず、駐車場に停めた車内で待機していたことが批判されています。
さらに、授賞式の主役であるはずの歌手らが、狭い車内にいたのとは反対に、俳優陣は建物内で個室が用意され、さらにケータリングなども提供されていたことが、一部の俳優らが個人SNSに控え室内部を公開したことで、一層、批判の声が高まりました。
「MAMA」側が釈明も、そもそもプレゼンターいらなかった論
このような批判に対し「2020MAMA」関係者は
開催された「坡州・CJ ENMコンテンツワールド」は建物が2棟。「MAMA」に来て頂いた全ての方々に各自、待機スペースを提供するためには、さらに建物が必要だったが、現実的に建物が無かった。生放送なので、遠くで待機をお願いすることもできない状況であったこと、さらに、防疫指針を遵守するため、歌手の方々には駐車場での待機をお願いするしかなかった。
(俳優にだけ控え室を提供した理由)
歌手の方々の舞台は、事前収録していたので、当日リハーサルが必要なかったため。 その点は事前に了解を得ていた。歌手のみなさんには、駐車場の個人の車で待機してもらい、舞台に上がる前に建物の中に入って、数カ所用意した、待機室から舞台に上がって頂いた。
プレゼンター(俳優陣)の方々は、事前に建物に来たことが無かったため、台本リーディングや進行などについて、熟知してもらわなければならなかったため、時間が必要だった。
(俳優陣にだけケータリング提供疑惑)
ケータリングは双方に提供した。歌手の方は舞台に上がる直前の待機室で、ケータリングを提供していた。
と、あくまで「MAMA」側は平等に扱った、との見解を示していますが、釈明後も「本来、音楽祭のメインであるはずの歌手を粗末に扱った。」との批判は収まっておらず
また、「MAMA」側の
出演者が多く、それぞれに個人控え室を提供することが難しかった。
との釈明についても、近い例として、5日に開催された「MMA 2020」も同様の授賞式ですが、プレゼンターを置かず進行する形式をとっていたことを考えれば、「対策はいくらでも出来たはず」との意見が多く集まっています。
ただ、出演した俳優陣らは、あくまで「MAMA」側の指示に従って動いただけであり、今回の騒動により、個室控室を使った、として、批判されることには、自粛を求めています。