「ミュージックバンク」イム・ヨンウン「0点事件」どの7番組?KBSの説明さらに曖昧さ疑問(警察が捜査着手)

「0点」だった理由が焦点

「ミュージック」イム・ヨンウン0点事件、警察が捜査着手

イム・ヨンウンとLE SSERAFIMが1位候補として争った、5月13日放送のKBS「ミュージックバンク」について、集計結果への疑問や抗議が収まらない中、捜査依頼が出されたことを受け、警察が捜査に着手したことが明らかになりました。

問題となっているのは「放送点数」で、イム・ヨンウンの「また会えるだろうか」が0点だったのに対し、LE SSERAFIMの「FEARLESS」が5348点と、この圧倒的数字の差がなぜ生まれたのか?が焦点となっています。

放送後、この点数差への疑問が殺到し、KBS側は説明として、集計期間となる2022年5月2日~2022年5月8日に、KBS系で「また会えるだろうか」の放送が無かったことを説明していましたが、しかしその後、実際には「また会えるだろうか」は、期間中にKBS系ラジオ全体で複数、放送されていたことが判明し、ますます批判が強まっていました。

KBSの「7番組」説明に、ますます「曖昧さ」指摘

集計期間中、KBS系ラジオで「また会えるだろうか」が放送されていたことについて、番組側は追加説明として

『ミュージックバンク』の放送点数のうち、ラジオ部門はKBS「クールFM」内の、7番組を対象に集計している。※KBSには「クールFM」以外にも複数チャンネルがある。

該当の「7番組」以外の他番組は集計対象ではなく、このルールは全ての曲に毎週同じく適用されている。

と、イム・ヨンウンの歌が放送されたのは、集計対象外の番組だった、と説明しました。

しかし、この回答により、さらに集計の曖昧さへの批判は強まりました。

「クールFM」には計13の番組がある中、そのうち「7つ」のプログラムがどれを指しているのか、全く説明がされていないためです。

一部メディアが独自で調べたところ、集計期間中に「クールFM」の13番組の選曲を全て確認した結果

「また会えるだろうか」は1回

「FEARLESS」は2回

放送されていたことが判明。

「放送点数」の中には、他にもラジオ以外で、YouTubeコンテンツなども含まれるため、他の項目の割合がどの程度、加点されているのかの詳しい説明が求められています。