BTS、デビュー9周年配信
BTSが本日(14日)、デビュー9周年を記念した「BTS FESTA」配信を行い、その場で新作「Proof」についての話や、今後の活動について語りました。
(RM)なぜ9周年でアンソロジーアルバムを出すのか?と、友達にもよく言われた。ファンだけでなく、多くの方々が気になっていらっしゃっただろう。遠回しに言わずに言えば、もともと「BTS」のシーズン1は「ON」までだった。
「ON」で大規模なワールドツアーをしようとしていた、僕たちがこれまで行けなかった国にも行く予定だったが、「ON」の時に新型コロナウイルスが広まってとん挫した。
(SUGA)この2年、話せなかったので、とてももどかしかった。それを話すこともできなかった。「グラミー賞」にノミネートされ、一度やってみようと言って、失敗して挑戦して、そのできなかった状況で少し疲れたようだ。
<宿舎での生活終了>
(RM)宿舎の話もしなければならない、宿舎は契約満了になった。寂しく思う方もいるかもしれないので、正直に言うと長かった、実はご存知のように男7人が一緒に暮らしているというのは、事実上ありえない。
(SUGA)本当に容易ではないこと。
(J-HOPE)冷静に自分の空間ができたことで、親しくなったようだ。(宿舎生活が終わったことで)もっと親しくなった。嘘じゃなく、少し離れているからこそ、もっと親しくなったようだ。
(RM)僕らは友達というより、家族。若干の物理的距離を置いて、私生活をお互いに守る方が良い。僕らももう30歳。
(ジミン)宿舎は終了するが、また宿舎の整理に来たついでに、またこのような話をすると、実際にまた来たら、何だかすごく残念でもある。
(J-HOPE)昔の記憶が鮮明に残っている。あの時、着ていた服、使った物、ベッド。
(RM)でも残念なことではない、一緒に暮らしながら面白い経験もした。1人暮らしをしてみると面白かったということも分かるようになった。メンバーの家にそれぞれ行ってみて感じたのは、このように(個性が)違った人たちだったんだ、と。
(ジミン)僕らは7人、本当にみな違う、性格も違うし、好みも違う。合うものより合わないものの方が多い。
(SUGA)一緒に暮らして来たことの方が奇跡(笑)
グループ活動中断、ソロへ
(RM)最近、悩んできた部分について、実際にこのように会って話し、コンテンツを撮れば本当にBTSで良かった。「ON」活動後、どうしていいか分からなかった、コロナという言い訳もでき、その後、活動をしながら確実にチームが変わったことを感じた。
認めなければならない。 BTSは「Dynamite」まで、グループが上に感じていたが、その後「Butter」「Permission to Dance」をしながら、僕らがどんなチームなのか分からなくなった。
歌詞を書く時もそうだし、どんな話をして、どんなメッセージを投げかけるのかが、重要で生きていく意味だが、そのようなことがなくなったのだ。何の話をすればいいのか、分からなくなった。
K-POPもそうだ、「アイドル」というシステム自体、ずっと何かを撮らなければならず、朝出て、ヘアメイクをすれば、人間的に成熟する時間がない。時間と共に熟成しなければならないが、昔はそうすることができたけど、もうBTSも10年。今、僕たちが世の中にどんな方法であれ、機能しなければならないが、それが何か分からないし、僕に考える暇を与えない。
自分がどんな人であり、BTSがどんなチームで、僕がここになぜいて、僕がどのように前に進むべきなのか、インタビューで認識して進まなければならないが、どのようにしなければならないのか、グループが今後、どのように進まなければならないのか、分からなくなった。
(ジミン)今になってようやく、僕らがそれぞれ、どんな歌手になりたいのかを知ることになり、今、大変な時間を過ごしている。今になって、メンバーそれぞれのアイデンティティーを持とうとしているようだ。ファンに伝えたいことは多いが、何事も率直ではない。気楽に話したいけど、そうはできないので、それで疲れることもあった。少しずつ解決していこうとしている。
(RM)「疲れた」と話すこと自体、罪を犯すようだから
(SUGA)一番大変なのは、歌詞を書くこと。言葉が出ない。自分が話したいことをしなければならないのに、絞り出している。それがとても辛い、2013年から作業して、1度も「とても面白い」と思いながら作業したことはない。いつも辛かったし、いつも絞り出していた。
(RM)いつからかそのような気がした、僕が代表してインタビューを受けることが多いが、実はその考えも、グループの考えなのか?と、いつからか、このようなことにも罪悪感がたくさんあった。
1人なら言いたいこともたくさんあったが、「グループとして」言うことがないのだ、メンバーの1人なのに、英語が上手だからって、グループを自分のもののようにしようとモードを変えるのはもう、ダメだった。結局、1人に戻る時間が必要だと思った。
(SUGA)共同体として生きていくことが容易ではないことを、再確認した。
(V)僕らが今まで「団体」だけに執着していたから、個人で活動しても何をしても、再び集まればシナジー効果が違うと思う。
と、BTSとしての第2幕について語りました。
(SUGA)ジャンルを変えたい、もっと色んなジャンルをしてみたい。
(RM)ソロのミックステープというコンテンツを、本格的なアルバムに変換していく。「ソロデビュー」というと、あまりに雄大だが、これまでミックステープとして準備してきたコンテンツを、普通のアルバムへとインプットしていく。
と、メンバーそれぞれのソロアルバムを準備中であることを明かし、ソロ1人目は、J-HOPEからスタートすることが語られました。