IVE、STAYCなど「大学修学能力試験(スヌン)」受験せず
韓国の「大学入学共通テスト」といわれる、今年の「大学修学能力試験(スヌン)」試験日まで残り8日となりました。
小・中・高に至る12年間もの学習努力が、まさにこの日のためだった、という受験生も多く、今後の人生を大きく左右する「運命の日」とも言われる試験です。
これまで、芸能メディアにとっても試験日は大きなイベントの1つで、現役アイドルや若手俳優らが毎年、試験場に入る姿を撮影するため必死になります。
しかし最近ではこのような光景も減り、受験対象年齢である人気アイドルたちが、大学進学せず仕事に専念するケースが増えています。
「有名税」進学は時代遅れ?大学より専門性をより強化
昨日(8日)、「第4世代ガールズグループ」として人気のIVEのメンバー、ウォニョン、リズがそろって、「大学修学能力試験(スヌン)」を受けないと発表しました。
今回の修能試験は受けず、活動にさらに集中する。
同じく、同世代ガールズグループ「STAYC」のユンとジェイも受験しないことを明かしています。
このような、現在活躍中の「第4世代アイドル」たちの進学しない姿は、過去の先輩たちと比べると違いが目立ち、昔ならある程度結果を残した芸能人は、その経歴を活かして簡単に大学進学を成し遂げていました。
特に試験の成績より、面接や実技の比重が大きい「芸能関連学科」への進学は容易に行われていたが、なぜ最近のアイドルたちは大学進学に大きな意味を持たなくなったのだろうか?
業界関係者や大衆文化評論家たちは口をそろえて
時代が変わった。
と明かす。
昔の芸能人の進学は「義務」あるいは「見せかけ」の場合が多かった。ところが最近はアーティストもファンも良い学歴に対する固定観念が崩れはじめ、このような部分が影響を及ぼしたようだ。
(最近のアイドルは)すでに自分の職業アイデンティティに対し、十分な認識が反映されている。専門家としての自負心も持っている。また「有名税」を利用した大学進学にも、懐疑的である。
(進学より)自身の才能をいち早く見つけ、その分野に特化して活動するアイドルたちは、活動の中で社会経験をさらに積む意志が強くなっている。また、大学に行かなくても成功したアーティストの姿を見て、専門性を育てることに集中する方が有利だと判断したのもあるだろう。
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