HYBE側の反論にまたSMが反論
イ・ソンス代表から「CTP(海外版ライク企画)」の存在や、イ・スマンの脱税疑惑について指摘されたHYBE側が
イ・スマンとSMエンタ間に取引関係がないことを前提に株式の取得契約を締結した。
仮に契約が存在した場合でも、これを完全に解消しなければならないという内容を(株式売買)契約書に盛り込んである。
と反論しましたが、これにさらにSM側が「そう簡単な事案ではない」と反論しています。
HYBE経営陣は今回のイ・スマンと契約に至った説明を
SM側は
海外版「ライク企画」である「CTP(香港で設立)」の実体を隠すため、(イ・スマンは)SMとではなく、海外レーベル社と直接契約を締結している。
と、HYBE側が「SMエンタとの間に取引関係がないことが前提」と説明したことに、問題点がそこではないことを改めて指摘しています。
グローバルグループである、「WayV(威神V)」「SuperM」、「aespa」のグローバルアルバム・音源流通と関連して、それぞれ中国(エサエモン)、米国(キャピトル・レコード、ワーナーレコーズなど)と直接契約を締結していることで
HYBEの立場では「CTP」の本質的な問題点である、域外脱税疑惑を歪曲することになる。
と反論しています。
HYBEが「海外版ライク企画」である「CTP」を認知しながら、株式売買契約を締結したのなら、イ・スマンの域外脱税疑惑に同調ないし、黙認したことになる。
また、これを知らないまま株式売買契約を締結したとすれば、イ・スマンPDに騙されたということを自認したことにもなる。
この部分は1兆を越える多くの資金が動く敵対的M&Aを、実態調査なく拙速に処理したHYBE経営陣が、株主や関係機関など、様々な利害関係者に説明する必要がある部分
また、HYBE側がイ・スマン氏が展開中の「植樹」キャンペーンについて、細部内容を伝達されていなかった、と反論してたことについても「納得しにくい」と疑問視されています。
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