裁判所、FIFTY FIFTY3人のメンバーの抗告を棄却
FIFTY FIFTYのメンバーで、所属事務所ATTRAKTに戻ったキナを除く、3人側の控訴が棄却されたことが明らかになりました。
昨日(24日)、ソウル高等裁判所は専属契約効力停止の仮処分申請を認めなかった1審を不服として、メンバー3人(アラン、セナ、シオ)が提起中だった控訴について、棄却したことを明らかにしました。
理由説明が不十分
一審の判決理由でメンバー側の言い分が通らなかった背景には
契約解除の理由を十分に説明できていない。
ことが指摘されており、すぐにメンバー全員で抗告したものの、その後、キナのみが取り下げ、事務所に戻っています。
その後も、3人側は裁判所が求める「抗告理由書」を提出しておらず、1審判断を変更する理由がないとして、今回の棄却決定になったことを明かしています。
また、事務所に戻ったキナはインタビューなどで、自分たちを背後で誘導した人物として、プロデューサーのアン・ソンイル氏を名指ししており、今回の行動をメンバー側が起こした背景には
「新型コロナウイルスに感染した」と虚偽の主張をして、(事務所の)宿舎から抜け出すよう指示された。
メンバーの両親にも「チョン代表の巨額投資金が、まもなく子供たちの借金になるだろう」と脅かすような話を持ち掛けられた。
実際、キナの父親はこの時の会話内容の記録も公開しています。
3人のメンバーは前途多難
当初はメンバー側から提起された、突然の契約解除申請でしたが、先日、重大な違反行為として、ATTRAKT側からも3人のメンバーに契約解除通告が出されており、メンバーにとっては願っていた状況にはなったものの、前途多難となっています。
特に無断での活動離脱や事務所に対する名誉棄損など、今後ATTRAKT側が3人に何らかの訴訟を起こす可能性や、頼みのアン・ソンイル氏が著作権料の仮差押えなど、裁判中であること、3人に手を差し伸べる新たな事務所を見つけることが難しい状況となっています。