HYBE、アーティスト「横断幕」を再利用、グッズ販売へ
HYBEが所属アーティストのファンミーティングや公演の際、会場外で掲載している「横断幕」について、再利用し、アーティストグッズとして販売することが話題になっています。
商品はアップサイクリング(創造的再利用:副産物や廃棄物などをより良い品質と環境価値の新しい製品としてアップグレード)のブランド「누깍(NUKAK)」と提携して生産されます。
ファンには「思い出」、廃棄物軽減にも
現在、アーティスト公演場で使用される「垂れ幕」の大部分はイベント後、廃棄処分されており、HYBE側は今回の試みについて
一部をアップサイクリングし、グッズ商品として生産できれば、ファンにとっても公演やファンミーティング会場で持った経験を記憶する媒介にもなりうるという判断で、今回のプロジェクトに乗り出した。
対象アーティストは、BTS、SEVENTEEN、TOMORROW X TOGETHER、ENHYPEN、LE SSERAFIM、5組となっています。
BTSは10周年記念イベント「2023 BTSフェスタ」、SEVENTEENはファンミーティング、TOMORROW X TOGETHERとENHYPENは共に2回目のワールドツアー、LE SSERAFIMは初ファンミーティング時のものが使用されます。
なお、「누깍(NUKAK)」ではHYBEから受け取った垂れ幕を洗浄後コーティングし、耐久性を補強、汚染防止処理などで生地の品質を高めた後、商品は手作業で作られます。
グッズ化されるのは、カード財布、ポーチ、ストリングクロスバック、メッセンジャーバッグなどで、使用される部分により柄も異なるため、どれも世界に1つだけの商品となります。