SMエンターテインメント、創設者との関係が内外的に終了
K-POPを代表する事務所、SMエンターテインメントの創設者、イ・スマン氏が自身の持ち分を全て清算し、SMとの関係性が内外的に終了したことが話題になっています。
先月28日、HYBEがSMエンターテインメントの株式86万8948株を、1042億7376万ウォンで3月7日に取得すると公示、これはイ・スマン氏が保有していた最後の持ち分となります。
「SM、イ・スマン時代の終わり」
設立30年目、表面的にはイ・スマン氏がSM株持分を全て売却し、内部的にも、イ・スマン氏の主導で進められていた「NCT拡張体制」も終わった。
復帰にNOイ・スマン氏、HYBEにプロデュース業禁止の解除求めるHYBEとSM創設者 イ・スマン氏が手を組んだ、SMエンターテインメントを巡るカカオとの買収戦が、HYBEの撤退で幕を閉じましたが、イ・スマン氏がプロデュース業復帰に向け、動き出していることが話題になっています。元々は今年2月、イ・スマン氏がHYBEにSM買収話を持ち込んだ際、自身の持ち分を渡すと同時に「競業禁止条項」を結んでいました。この「競業禁止(株式や事業を売却した人が、同一業種の事業を一定期間できないようにする条項)」の締結のため、イ・スマン氏は... イ・スマン氏、SMのライバル会社設立か?HYBEの買収撤退は裏切りと怒り(プロデュ... - |
「WISH」デビュー日に、SM株全売却を発表
ちょうど1年前、イ・スマン氏とSM経営陣との紛争が勃発、その後、騒動は「HYBE vs カカオ」というSM買収戦にまで発展しました。
当時、イ・スマン氏は経営陣の突然の「脱イ・スマン体制」発表に驚き、HYBEに協力を求め、持分14.8%を約4228億ウォンで売却しています。しかし、敵対していたHYBEとカカオが水面下で協議し、協力関係を発表したことで、騒動は劇的に幕を閉じました。
今回、騒動から1年が経ち、イ・スマン氏はすでに会社を設立するなど、新たに動き出していることで、保有する残りのSM株を全てHYBEに売却したものと見られています。
奇しくも、イ・スマン氏がSM株売却を発表した、2月28日はNCT最後のグループとなる「WISH」のデビュー日でした。
昨年、大きな騒動となった「SM経営権紛争」昨年の「SM経営権紛争」今年もまた騒動に?昨年の春頃「SM株(次期経営権)」をめぐり、SMエンターテインメントの創業者(イ・スマン氏)、現経営陣、HYBE、kakaoエンターテインメントらを巻き込み対立、様々な紛争を経て、結果としてHYBEが「撤退を電撃発表(kakaoとプラットフォームでの協力関係を締結)」したことで、kakaoがSMを傘下にして終結した騒動でしたが、今年になって新たな動きを見せています。理由は、紛争が激しかった当時、HYBE側が(SM株の公開買収過程において)特定その... 今年もまた騒動に?カカオ「株価操作疑惑」でSM株の売却説が浮上(買うの誰?結局 ... - |