CUBEは対話求めるも、法廷論争が続く見通し
ライ・グァンリンが、所属事務所CUBEエンターテイメントに対して起こした、専属契約効力停止の仮処分申請が抗告審でも棄却されました。
ただし、抗告審では、ライ・グァンリン側の主張が一部認められたことで、ライ・グァンリン側は引き続き、専属契約無効を確認するため、訴訟を起こし法廷での争いを継続する見通しとなりました。
CUBEエンターテイメント側は21日
ライ・グァンリンが提起した「専属契約効力停止仮処分申請」の抗告審に対し、ソウル高裁が19日に棄却決定を下しました。
裁判所の決定を尊重し、当事者間の対話を通じて、円満に解決する計画です。
と、法廷ではなく、直接対話での解決に望む意向を示していましたが
ライ・グァンリン側の代理人が、すぐに
仮処分申請とは別に、専属契約の効力がないことを確認するための本案訴訟を準備している。仮処分抗告審の決定が出る頃、本案訴訟の訴状を裁判所に提出した。
CUBEエンターテイメントは契約違反および、信頼関係の毀損行為を認めている。本案訴訟では、良い結果が出る可能性が高いと判断している。
と、あくまで法廷で争う姿勢を明かしています。
ライ・グァンリンの契約紛争経緯
Mnet「プロデュース101」シーズン2から誕生した「Wanna One」のメンバー、ライ・グァンリンは昨年1月、WannaOne活動後、ユニットとしての活動、中国ドラマへの出演など、韓国と中国を行き来しながら活発に活動していた。
しかし、ライ・グァンリン側によると
CUBEが自身に対する中国国内の独占マネジメント権限を別のマネジメント会社(タジョエンターテインメント)に無断で譲渡した。この事実を後で知ったことで、(CUBEとの)信頼関係が損なわれたとして、昨年7月、ソウル中央地裁に専属契約効力停止仮処分申請を提出している。
一方のCUBE側の主張は
全てのスケジュールや契約進行において、当事者に説明し、同意を得ていた。と主張、結果として、ライ・グァンリンが起こした仮処分申請は、昨年の1審で棄却されている。