【VIXX】ラビ「兵役法違反」事実なら再入隊に(過去にも様々な「兵役逃れ」方法、PSYなど再入隊 まとめ)

ソン・スンホン、チャン・ヒョク、PSY、ラビ

VIXXラビ、容疑が事実なら再入隊の可能性

VIXXのメンバー・ラビが入隊手続きの際、「てんかん」と虚偽の病名を理由に等級調整を受けた疑惑について、もし事実なら、再入隊することが報じられています。

検察と兵務庁は現在、兵役不正に関して大々的に合同捜査チームとして動いています。現役医師、行政書士らが関与した「兵役逃れ」を手助けするブローカー集団の履歴などから、依頼者を捜査中です。

先に兵役不正を認めたバレーボールのチョ・ジェソン選手は昨年末、ソウル南部地検で取り調べを受けており、ラビについても、召喚予定です。

なぜ「てんかん」が偽病名に使われる?

兵役法では、兵役判定検査の専担医や専門医師、軍医が身体等級を判定し「身体等級」を区分しています。通常、1級~3級までは現役兵として服務することになり、4級は補充役として「社会服務要員」などに編入されます。

また、5級以降は戦時に勤労役に編入はされるものの、民防衛訓練を受けるだけなので、5級、6級になれば、事実上の「軍免除」と見なされます。

今回問題になっている「てんかん」は痙攣性疾患の一種で、脳波検査に異常がなくても、1年以上の治療歴があれば4級(補充役)となり、2年以上の治療歴があれば、5級判定で免除扱いとなります。

「てんかん」のような神経系疾患は、人によってその症状の程度や発現する様相が大きく異なり、その症状の深刻性は、偽りであるかどうかをMRI検査や脳波検査で判断することが難しくなります。これを悪用し、兵役逃れに使ったものと見られています。

仮に今回の騒動で、不正が事実であった場合、処罰を受け、再服務となります。

「偽てんかん」で兵役逃れが確定した場合

「兵役義務を忌避したり、減免を受ける目的で騙し取った行為」に該当し、1年以上5年以下の懲役に処することができる。

兵役逃れの方法を教えたブローカー側は、兵役逃れをした者と共に、兵役法違反の共犯になるだけでなく、その他の文書偽造罪などが成立する可能性がある。

仮に虚偽の病気で補充役に編入され、すでに服務を終えていたとしても、以後、兵役逃れの事実が発覚し「補充役編入」が取り消されれば、懲役1年6ヶ月以上の実刑を受けない以上、再び身体検査を受け、再服務ができる。

※最近、1年6ヵ月以上の実刑を受けても、兵役免除にならないことに改正され、1年6月以上の実刑を受けても再服務できる。

過去の「兵役逃れ」方法まとめ

「産業技能要員」を悪用

歌手PSYの場合、入隊が決まった後、コンピューターの情報処理技能士のライセンスを取得し、「産業技能要員」として2003年~2005年の3年間、軍ではなく、兵務庁が指定する企業で勤務する「兵役特例措置」を受けました。

しかし2007年にほとんど勤務していなかったことが指摘され、職務怠慢により「兵役満了」が取り消され、国防部から再入隊通知を受け、現役で再入隊しています。

その他に「産業技能要員」を悪用し、ほとんど勤務していなかったと指摘され再入隊した有名人は、チョン・ミョンフン(公益)、カン・ヒョンス(公益)、イ・ジェジン(現役)

尿検査を操作

2004年に摘発されたブローカーは尿検査を操作していました。個人病院で尿検査を受ける際、尿にタンパク質成分の薬物を混入させたり、尿道に注射で自分の血が混ざった液体を注入したりなど、尿検査で疾患があるように見せる方法。

当時、この手法で兵役逃れをしようとした芸能人には再検査が行われ、ソン・スンホン、チャン・ヒョクは現役で、ハン・ジェソクは社会服務要員で入隊しました。

高血圧患者に偽装

2008年に摘発されたブローカーは血圧を操作していました。ネットを通じてブローカーに200万ウォンを支払うと、高血圧患者に偽装する方法(検査前日から徹夜、コーヒー、括約筋に力を入れて血圧を高める)現役から「公益」判定に調整。

しかし、偽装した人物が判定後すぐ高血圧治療を中断したため不正がバレ、クールK、ディギリなどが再検査の結果、現役入隊しています。