ヤン・ヒョンソク、BABYMONSTERデビュー直前でまさかの有罪
2016年にYGエンターテインメントのボーイズグループ「iKON」のメンバーだった、B.Iの薬物購入情報を隠蔽しようとした(情報提供者であるハン・ソヒへの懐柔・脅迫・捜査もみ消し容疑)、ヤン・ヒョンソク代表(当時)に、1審での無罪から一転、控訴審で有罪判決がでました。
現在、ヤン・ヒョンソク氏は1審での無罪判決を受け、YGプロデューサーに復帰しており、今月末デビューする「BABYMONSTER」のデビュー準備を進めているところですが、実刑は避けたもののデビュー直前でのプロデューサーの「有罪」判決に、少なくない打撃となっています。
ハン・ソヒ「処罰は望まない」証言も、1審が破棄される予想外
特に事件の暴露者本人であるハン・ソヒが、控訴審で「処罰は望まない」と、1審では「必ず処罰して欲しい」と証言した内容を覆したこと、ハン・ソヒの薬物使用歴(執行猶予中にまた陽性)など、被害者の発言に一貫性・信用性に欠ける点があるため、控訴審でも1審と同じ判決が出るとの予想だっただけに、それを覆した衝撃となっています。
今月8日、ソウル高裁は
特定犯罪加重処罰などに関する法律違反(報復脅迫など)などの容疑で、原審を破棄し
懲役6ヶ月、執行猶予1年
同じく、(当時YGマネージャー)キム氏に対しても
懲役4ヵ月、執行猶予1年
今回、控訴審で判決が覆えった理由について、裁判所は
(ヤン・ヒョンソクは)YGの実質的代表として広く知られており、財力も保有している。ずば抜けて優越な社会的地位と影響力を及ぼす権勢も持っていた。(ハン・ソヒを真夜中に呼び出し)非公開な代表事務室で相当の期間面談が行われ、携帯電話の使用も自由ではなかった。
と、検察側の求刑をそのまま認めた形となりました。
完全無罪でYGプロデューサー本格復帰計画に衝撃
注目されたハン・ソヒ自身が「処罰は望まない」と発言したことについても、それはあくまで「(長引く法廷争いに)疲れた」からであり、実際に脅迫された事実を否定したわけではない、ことが理由となっています。
控訴審でも無罪を勝ち取り、YGエンターテインメント総括プロデューサーとして本格復帰する直前だったヤン・ヒョンソク氏でしたが、今回の「有罪」は大きな衝撃となっています。