HYBEとYG なぜ1週間違いでデビュー?デビュー対決はBABYMONSTERよりILLITが好調(さらにSMも参戦へ)

HYBE「ILLIT」、YG「BABYMONSTER」

HYBEとYGから、1週間違いでガールズグループがデビュー

今年、1週間違いでデビューした、HYBEとYGエンターテインメントの新ガールズグループが、立て続けにデビュー歴代記録を更新しています。

先に3月25日にデビューしたのが、HYBEレーベルのILLITで、デビュー作「SUPER REAL ME」は初動38万枚を越え、歴代ガールズグループのデビュー記録を更新しました。

そして、その1週間後の4月1日に発売された、YGエンターテインメントの新ガールズグループBABYMONSTERの正式デビュー作「BABYMONS7ER」はさらに40万枚を越えて、記録を更新しています。

アルバム販売数はBABYMONSTERも、総合評価で「ILLIT」優勢

実際には、BABYMONSTERは昨年11月にデジタルシングル「BATTER UP」でデビューし、新人賞も受けていますが、「初アルバム」「アヒョンの合流」という意味で、YG側は今回が「正式デビュー」と発表しています。

それに伴い、ILLITとBABYMONSTERは今年の新人ガールズグループとして激突することになりましたが、知名度、音源成績などでILLITが優勢です。

HYBE「ILLIT」とYGエンターテインメント「BABYMONSTER」、共に資本力と経験豊富な大手事務所が同時期にデビューさせたガールズグループだが、ILLITが人気だ。

BABYMONSTERはすでにデビューしていたため、「今年の新人」に含めるのか?という混乱もあるが、YGエンターテインメント側が今回が正式デビューだと発表している。

当初、ILLITとBABYMONSTERは、初動アルバム販売数および、「BLACKPINKの妹」という注目度から、BABYMONSTERが優位と見られていたが、現時点でILLITに知名度も人気も集まっている。

特にデビュータイトル曲「Magnetic」は音源チャートでトップとなり、テレビ出演も精力的に行っていることから、曲とともにグループの知名度も上がっている。

一方のBABYMONSTERのタイトル曲「SHEESH」は音源成績が100位圏外で、発売が1週間遅れていることを考慮しても、順位が低い。国内の反応としてはやはり、音楽番組への出演の少なさなども影響していると見られる。

「2024年新人ガールズグループ対決」HYBE、YG、さらにSMも

この今年の新人ガールズグループの2強とも思える、HYBEとYGに加え、SMエンターテインメントからも、下半期中に新ガールズグループのデビューが予告されています。

大手同士が直接対決とも思える近い時期に、あえてデビューさせる背景にはメリットもあることが指摘されています。

同時期にデビューさせることで、グループ同士の競争構図を作ろうとする試みと、その構図を形成すれば、何かと共に議論されるため注目も集まりやすく、共生システムが構築されるため。