K-POP歌手などの「兵役免除・延期」などの改正案、通称「BTS兵役法」議論すら行われず会議終了

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注目の「BTS改正法」議論すら行われず、本日終了

現在、世界的コンクールで好成績を収めた芸術家や、オリンピックなどで上位入賞を果たしたスポーツ選手らが対象となっている

芸術・体育要員特例制度(4週間の基礎軍事訓練を受けた後、自身の得意分野で従事することができる、代替服務特例 )

について、K-POP歌手なども対象に含めるよう求める動きが、発議されていたものの、結果として、本日の会議では議論すらされぬまま終わったことが明らかになりました。

この問題は、現在の兵役法では、世界的な成績を残した、K-POP歌手などの大衆文化芸術家たちには、「兵役免除」はおろか、「兵役延期」の恩恵すら、受けることができないことを指摘し、芸術家やスポーツ選手との、公正性・公平性の違いが指摘されていました。

残る議題については、年内までに再び議論予定

「国民の力」議員など、16人が今年6月に発議した、「兵役法一部改正案」について、本日(9日)開かれた、国防委員会会議で議論予定でしたが、先に行われていた事案の議論が長引いたことで、議論すら行われず、本日の会議が終了したことが報じられています。

この日の会議では「BTS兵役法」以外にも、10余りの事案が提起されており、「BTS兵役法」の可否がかかった「兵役法一部改正案」は、後半に議論される予定でした。

しかし、会議が長引いたことで終了時間が来てしまい、世間の関心が高かった「BTS兵役法」にまつわる議論は、最初の審査すら行われないままとなっています。

残った議題については、改めて、年末までに再び論議される予定ではあるものの、BTSの入隊年齢が、日々近づいていることが指摘されています。