ヘンリー「私の血のせいなら、どうしたらいいか分からない」
ヘンリーが19日、SNSを通じて韓国語で
先に誤ったことがあったなら申し訳ない。誤った行動や言葉があったなら、全てに申し訳ない。
私は、音楽、舞台、芸能などで、どこでも楽しさや感動、笑顔を与えようとして来たが、最近は(コロナにより)それができず、とても辛い。
申し上げたいのは、私は絶対にどこかを捨てるような人間ではなく、コロナのせいでどこへ行くにしても、少なくとも数ヶ月はいなくてはならず、その部分で申し訳ない。私も皆さんにとても会いたかった。
それでも最近、YouTubeや記事で出るのは真実ではないことがとても多い。みんなが本当に信じるとは思っていなかったので、黙っていたら、今は私が直接会った人たちまで、そういうものを見て(内容を)信じてしまい、どれほど深刻なものかを感じた。
コメントを読みながら知ったことだが、ほとんどが私の行動や言葉のせいではなく、私の血のせいだということが分かるようになった。
私がしたいのは、人を笑顔にすることだが、もし私の血のせいで不便に感じている人がいたなら、私は本当にどうすればいいのか分からない。
「文化盗用」「親中タレント」として韓国で反感
ヘンリーは香港系の父親と、台湾系の母親の間に生まれ、両親がカナダに移民し、そこで育ったことで国籍はカナダとなっています。
「Super Junior」の中国語圏ユニット「Super Junior-M」としてデビュー後、ソロ歌手やバラエティー番組などに出演し、韓国で活躍して来ました。
しかし最近は、中国国旗がデザインされた「五星紅旗マスク」を着用した姿や、中国を称賛する書き込みを度々掲載するなど、韓国のネットユーザーから反感を買っていました。
そんな中、中国のダンスバラエティー番組で、韓国の伝統衣装「トゥルマギ」を着て、韓国の伝統的民俗芸能「パンソリ」で踊る中国人出演者のパフォーマンスに対し
朝鮮族の伝統舞踊
と紹介されたことに、審査員として出演していた、SuperJunior出身のヘンリーとハンギョン、レイ(EXO)らが、「本当によかった」と褒め、「文化盗用」について一切触れなかったことで、韓国ネットユーザーから批判が集まっていました。
「校内暴力予防広報大使」撤回求める声
特に最近は「2022年冬季オリンピック」を経て、さらに「反中感情」が高まっていた中
今月17日、ソウル麻浦警察署がヘンリーを「校内暴力予防広報大使」に任命したことが発表されると、撤回を求める声が集まっています。警察署のホームページには
なぜ「親中芸能人」を広報大使にするのか
などの反対や不満の声が相次いで投稿される事態となっています。