K-POPイベント「ウォーターボム」大阪、光州と相次ぎ中止に運営の対応批判(水の無駄、死亡事故)

「ウォーターボム」大量の水を噴射

「ウォーターボム 2023」光州、大阪と相次ぎ中止

K-POPと夏の「水遊び」を融合した、屋外音楽イベント「ウォーターボム(WATERBOMB)」が今年、光州、大阪での開催が相次ぎ中止となっています。

光州は今月8日に開催予定でしたが、開催約1週間前に

「ウォーターボム 光州」は光州地域の深刻な日照りにより、市民が節水運動を続けている状況です。

水不足が解消されにくいという判断により、開催が難しくなりました。

と、同イベントは巨大な「ウォーターキャノン」と呼ばれる、水を高速で噴射する装置を使用するため、イベント開始当初から「水の無駄遣い」だと、毎年批判が集まっていました。

水の無駄遣い、直前の中止、死亡事故など、運営に批判

すでに光州の水不足状況はわかっていた中で、中止発表が開催直前になったことに、「大量の水がかけられる」という特殊なイベントに、観客側も事前準備が必要なため

すでにゴーグル、防水バッグなど、イベント準備を済ませていたのに、時間的、物質的補償は誰がしてくれるのか?

と、遅い発表への批判が起こっていました。

続けて、今週開催予定だった(15日、16日)大阪公演も開催前日に中止が決定しています。

大阪公演は開催前のリハーサル中に事故が起きています。舞台装置の点検中、男性スタッフが時速120キロは出ると言われている、「ウォーターキャノン」の噴射口に近づいていたことで、頭に水が当たり、意識不明となり、その後亡くなっています(現在、業務上過失致死の疑いで捜査中)

このように、中止発表の遅れや、スタッフの死亡事故など、運営側の対応を批判する声が集まっています。