カカオ側「SMエンタ売却報道」を否定(売却先に苦戦?苦労して手にいれたのに「リスクになった」指摘)

昨年の騒動でカカオ傘下になったSM

苦労して手に入れたのに?もうSMの売却先を探しているカカオ

昨年、創業者のイ・スマン氏+HYBE、SM経営陣+カカオを巻き込み大きな騒動となったSMエンターテインメントの経営権紛争で、最終的に電撃的にHYBEとカカオが協議し、カカオがSMの経営権を勝ちとったものの、最近「売却説」がメディアで報じられています。

SM経営陣、カカオと蜜月関係が崩壊?総入れ替えの可能性

発端は一部メディアが

カカオ、NCソフトにSMエンタ売却を打診

として、カカオ側は紛争時、協力関係にあったSM経営陣への不信感を今は募らせていることを報じています。

理由はSM側がカカオに無断で議員補佐官出身者を人事に迎え入れたことなどが指摘され、現在、カカオはSM経営陣への監査を強めており、監査の結果次第では経営陣の「総入れ替え」の可能性も報じられています。

カカオ側「SM売却報道」事実無根

あれほどHYBEとの激しい紛争の末、手に入れたSMエンターテインメントでしたが、急激に両社の関係は悪化しているように見えるとして

(関係者)カカオがSMエンターテインメントを売却する方案を検討し、昨年末「NCソフト」に買収意思を水面下で打診した。カカオの意思がどれほど真剣なのか、これに対するNCの反応がどうだったのかは知らされていない。

特に売却への動きは、経営権紛争により「株価操作疑惑」にまで巻き込まれ、会社にとって「(SM買収は)リスクでしかなかった」と判断されたからだとも言われていますが、売却先第一候補とされるNCソフト側も懐事情はあまり良くなく、最近、ゲーム事業の競争力で苦戦していることから

SMの買収を検討したこともない。

同じくカカオ側も

SM売却説は事実ではない。

と報道に対し、両社は否定回答しています。