OMEGA X、パワハラ元事務所「前代表(妻)の方が被害者」と主張
2022年10月の米州ツアー中、ファンが撮影した当時の所属事務所「SPIREエンターテインメント」のカン前代表(妻:カン・ソンヒ前代表)からメンバーが暴言や暴行を受ける画像が拡散され、専属契約紛争に発展したOMEGA Xについて、昨日(19日)、前代表がメンバーへの暴行容疑で書類送検されましたが、今度は事務所側が
メンバー・フィチャンからカン前代表が強制わいせつ被害を受けていた。
と、逆に代表側が被害者であったと主張する事態となっています。
グループやメンバーの将来を考慮し、これまで黙ってきた
昨日(19日)SPIREエンターテインメントのファン・ソンウ代表(カン・ソンヒ前代表の夫)が記者会見を開き
カン前代表は「強制わいせつ事件」の加害者ではなく、被害者だ。今も精神的苦痛を訴えている。
2022年7月10日、SPIREエンターテインメント事務所で発生した強制わいせつ事件について、最近「フォレンジック(犯罪捜査に有効な法的証拠)」を復元した。
SPIREエンターテインメント側は当時の証拠として、防犯カメラ映像を公開し、これまで事件を隠して来た理由について
当時内部で、男性アイドルが社内で「強制わいせつした事件」を起こすことの深刻性を考慮し、警察に通報することについて慎重に検討した。
被害者は多大な精神的苦痛を訴えたが、1年間で100億ウォン(約10億円)に近い金額が投資されたOMEGA Xのチームを存続させなければならない、という事務所の方向性に従って、事件に蓋をした。加害者(フィチャン)を、米州ツアー後に入隊させることを決め、OMEGA Xのメンバー全員にこの事件を知らせ、再発防止を約束してもらっていた。
当時の状況
フィチャンは中学2年の頃から芸能人になるため、努力をしてきたのに、入隊が迫っていることに苦しみ、「入隊時期を遅らせるようサポートして欲しい」と、カン前代表に相談していたところ、事件が発生した。
カン前代表は手でフィチャンを押し、椅子に座らせようとしたが、彼は諦めず、カン前代表の上着を脱がせ、身体接触を強行した。危険を感じたカン前代表は、彼を刺激しないよう対処し、落ち着かせた。
その後、米州ツアーが始まり、逆にメンバー側から、セクハラ・パワハラ被害を訴えられ、刑事告訴や、専属契約紛争まで起こされる状況となったと説明しています。
メンバー側が嘘?
騒動の発端となった米州ツアーの前に、実はこのような事件が発生していたことを明かし
まだ若いOMEGA Xのメンバーを「性犯罪者」にしたくなかったため、刑事告訴やマスコミへの公開を躊躇していたが、時間が経つにつれ、加害者(メンバー)側の嘘が度を越している状況となった。
彼らはその後、録音および違法な撮影をしながら秘密を作り始め、さもカン前代表が強制わいせつや暴力を振るったかのように虚偽の記者会見まで行った。彼らが主張した時期が、この強制わいせつ事件の後であることを知って頂きたい。
まさに、強制わいせつの被害者だったはずのカン前代表が、加害者に変わる瞬間だった。
これ以上、真実を隠しておくことはできないと判断し、防犯カメラ映像を復元することにした。これまで話すことができなかった苦しみについて、勇気を出して明らかにしようと思っている。
カン前代表は、メンバー側が主張する嘘に現在も苦しんでいるとして
今も継続して虚偽事実を流布しているOMEGA Xに強く警告したい。虚偽事実の流布に対し、強硬な対応をするつもりであり、決して善処することはない。