イ・スマン氏の復権報道をHYBEが否定
SMエンターテイメントの筆頭株主にHYBEがなることを受け、今後のイ・スマン氏の動向について、一部メディアが「経営権の回復へ」と報じましたが、HYBE側がこれを否定しました。
イ・スマン氏が持続的に経営権を行使したり、プロデューサーとしてSMに復帰するという内容は事実ではない。
イ・スマン氏は今後3年間、国内を除き、海外だけでプロデューシング業務を遂行することはできるが、SMの役職員を雇用したり、SMアーティストと契約を締結することはできない。
と、SMプロデュースの中心として活動することはなく、またSM内部の人事についても影響しないことを明かしました。
注目の株主総会、イ・スマン氏はHYBEに委任
また、来月予定されているSMの「2023年 定期株主総会」について
議決権をHYBEに委任することにした。株主提案を通じて、HYBEが指定した人事を理事に選任することにも積極的に協力することになった。
先月、SMが発表した『グローバル水準の支配構造』と連係し、SMの運営構造を先進化する努力に万全を期し、SMの支配構造改善に対するイ・スマン氏の意志を確認した。
なお、イ・スマン氏は2010年に登記取締役から退いて以来、公式的に経営には携わっておらず、賃金も受け取っていない状態でした。
「株主総会」を控え、HYBEが公開買収を通じて成功的にSM持分確保を終えれば、SMが完全にHYBEに抱えられることになります。
現共同代表(イ・ソンス、タク・ヨンジュン)は来月で任期が終わる予定ですが、株主総会のゆくえは不透明で、イ・スマン氏は筆頭株主であり本来の持分率は18.46%ですが、小額株主たちが仮に集結した場合、持分率が60%を超えるため、現経営陣、「アラインパートナーズ( Align Partners)」、kakao側は、小額株主を説得し票対決に持ち込むとの予想となっています。