作家のコン・ジヨンが、ク・ハラが亡くなる前に屈辱的な経験をしていると批判しました。
裁判関係者の動画閲覧すら加害行為と批判
女性作家のコン・ジヨンが、ク・ハラの死を哀悼し、生前、ク・ハラが元恋人との法廷争いの中で、女性として、芸能人として、屈辱的な経験をしている、と指摘しました。
コン氏は、交際中に撮影した「性的動画などを流布する」と、ク・ハラを脅迫した容疑が持たれている元恋人のチェ・ジョンボム氏をはじめ、チェ氏に執行猶予判決や無罪を言い渡した、判事などを批判するコメントを、自身のSNSに掲載しました。
加害男性に「(犯行について)反省しており、偶発的だった」と執行猶予を下した裁判官、直接、彼らも性的動画を観覧したことが事実であるなら、処罰されるべきだ。と、「芸能人生命を終わらせる行為」と、痛烈に批判しています。
性関係の動画を流布しようとした加害者チェ・ジョンボム(1審で執行猶予判決が下されている)と、彼らは同じ罪の重さに相応しい処罰を受けなければならない。
と、ク・ハラにとって、裁判関係者に映像を見られることは何より屈辱的なことだった、と指摘しています。
ク・ハラ側は「二次被害」を訴え
当時、裁判を担当した部長判事は「映像の内容が重要」と、映像を確認したことで知られており、ク・ハラ側の弁護人は「非公開であっても、この場で再生されるのは納得しがたい。これは二次的加害だ」と、強く閲覧に反発していました。
ク・ハラは元恋人からの脅迫に加え、裁判の過程では常に「二次被害」を受けていたことになります。ク・ハラの弁護士は
被害者は自分の性的映像が存在する、という世の中で、「人々がこれを見るかもしれない」という恐怖の中で常に生きている。
と、裁判中もク・ハラが受けている精神的な辛さを訴えていました。
リベンジポルノ関連では元恋人は無罪に
ク・ハラの元恋人チェ・ジョンボン氏に対する、ク・ハラへの暴力行為は「財物損壊、傷害、脅迫、強要などの容疑で懲役1年6ヵ月執行猶予3年を言い渡されていますが、しかし、ク・ハラにとって何より屈辱的な裁判に耐えたはずの、「リベンジポルノ」関連容疑では、無罪が言い渡されています。