BTS「入隊免除問題」結局、結論は出ないまま
BTSが活動中断を発表し、その背景にはメンバーの入隊問題が少なからず影響していますが、米国ビルボード1位、グラミー賞にもノミネートされ、K-POPアーティストとして世界的な人気歌手となったBTSには、これまで何度も「入隊免除」が国会で提起されて来ました。
しかしその都度、議論延期や結論が出ないまま今に至っており、すでに「近く、メンバーの入隊発表がある」との噂まで流れている中、ネット上では
結局、免除にならなかったのか
と話題になっています。
「国家代表」としての受賞、個人で受ける賞は免除にならない指摘
ネット上では、最近の「入隊免除」された人物として、サッカー韓国代表 ソン・フンミン選手(トッテナム所属)と、何が違ったのか?の意見が話題になっています。
<ソン・フンミンとBTSは全く違うケース>
ソン・フンミンはアジア大会に「ソン・フンミン」としてではなく、大韓国家代表というアイデンティティを持って、国家の栄光のため自らを犠牲にした。
ソン・フンミンは「アジア大会」開催時、本来ならプレミアリーグで1ゴールでも多く入れていた方が、より大きな光栄となったはず。しかし彼は「アジア大会」で金メダルを取った時、「ソン・フンミン」という名前ではなく、大韓民国という名前で受け取って帰ってきた。
ソン・フンミンが免除を受けたのは「アジア大会」金メダルが国家の大きな光栄であれ、小さな光栄であれ、そのために自身を犠牲にしたことで受けたものだったから。
もしソン・フンミンが個人の栄光を追求していた場合、彼がもし「バロンドール(サッカーの世界的賞)」を受けても免除されなかっただろう。
一方のBTSは、一度も国家を代表したことがない。ビルボードに「KOREA」と表示されているか?国家を代表している、と言えるのか?
彼らは一度も国家を代表して献身したことがない。「スポーツ選手の軍免除」が適当か否かの問題とはまた別に、BTSを免除させることは、完全なルール違反
この意見に対しての反応
自分たちの「私有財産」を増やすだけの活動が何の国威宣揚か
ソン・フンミンは確かに公式的に『大韓民国』国家代表として出場し、優勝して結果を出した
BTSが免除なら、「K-POP」を広めたBIGBANG、東方神起だって免除されても良かった。彼らも外貨をたくさん稼いだ。歌手の兵役免除を語るなら、もっと前に偉大な道を切り開いたグループはいた
「国家代表」でなくても、BTSは活動しながら「韓国」を世界的に知らせる役割を果たしたことを評価すべき
人口減少で、入隊者が減っている中、今後はスポーツ選手の免除も対象外になると言われているのに、アイドルまで範囲を広げたら、本当に人材がいなくなる