「2024 グラミー賞」とうとうK-POPノミネートからも消滅(ジョングク除外「ホワイトグラミー」批判)

グラミー史上初!4度目のアルバム賞

2024「第66回グラミー賞(GRAMMYS Awards)」開催

4日(現地時間)、米国最大の権威ある音楽賞「第66回グラミー賞(GRAMMYS Awards)」がロサンゼルスで開催され、主要部門の1つ「最優秀アルバム賞」について、これまで3回目までは受賞者がいたものの、今回初の4回目という、大記録をテイラー・スウィフトが達成しました。

「グラミー賞」とうとうK-POP完全排除へ

一方で、ノミネート候補者募集段階では、多くの2023年に活躍したK-POPアーティスト(BTS、BLACKPINK、TWICE、Stray Kids、FIFTY FIFTYなど)らが申請していましたが、昨年11月に発表された最終ノミネート者に誰も名前がありませんでした。

特にBTSは2020年から昨年開催された「第65回」まで、3年連続で最終ノミネートまで残っており、今年はソロ歌手として成功した、ジョングクの「Seven」、米ビルボードのメインシングルチャートで異例のヒットとなった、FIFTY FIFTYの「Cupid」はノミネートまで残る可能性が高いと期待されていましたが、除外される残念な結果となっています。

世界的にK-POPは人気を集めているにもかかわらず、徹底的にグラミー賞から除外されているとの批判も強く、K-POPだけの問題ではなく、以前から

グラミー賞は「白人のお祭」

と非難を受けるほど、結果は保守的な授賞式となっています。

黒人音楽を差別し、K-POPを排除するグラミーと非難

実際、昨年開催された「第65回グラミー賞」では、ビヨンセは「R&B賞」など4冠を達成したものの、期待されたメイン賞である「最優秀アルバム賞」は逃しています。歴代最多となる、88回ものグラミーノミネート数を誇る世界的歌姫ですが

メイン賞にもっとも遠い歌手(これまで4回アルバム賞を逃す)

(大賞を)ハリー・スタイルズに盗まれた

など、最近ではさらにK-POPへの排除も加わり

黒人音楽を差別し、K-POPを排除するグラミー

と非難されています。

(昨年グラミー)予想ではビヨンセだと思われていたアルバム賞を受賞しスピーチする、ハリー・スタイルズ