HYBE パン議長、CNNインタビューに答える
HYBEのパン・シヒョク議場が米国CNNのインタビューで、最近のK-POP界最大の注目となっている「SM買収」について答えました。
(SM買収に乗り出した理由)
最近のK-POP成長率を見れば、鈍化することが明確に見える。これがBTSの入隊による一時的な現象であれば幸いだが、事実上、一時的ではない懸念もあり、このまま放置していたら危険なこともあり得る。
そのような観点から、SM買収に乗り出すことになった。今よりさらに、K-POPが確実にグローバル市場での認知度が上がらなければならない。
「HYBE×SM」はK-POPの未来のため
バン議長は依然、K-POPは世界的な音楽市場シェアとしては高くないと見ており
K-POPのシェアと地位を高めるため、イタカホールディングスやQCメディアホールディングスなど、さまざまなマネジメント会社を買収し、インフラを構築している。
(HYBEのSM買収により、業界独占への憂慮に対し)
私たちが業界を全て持って行こうとしているという部分は訂正しなければならない。誤った情報が市場に出回っている。
アルバム市場で寡占が起きると話しているが、実際にそのアルバムがどこに売られているのかを分析しなければならない。韓国市場で売られているように見えるが、配送代行地を通じた海外物量を除けば、SMとHYBEが韓国で販売する物量は両社を合わせても独占にはなりにくい。
海外で販売されるアルバムの推移を見れば、SMとHYBEの統合販売量は独占とは見難い数字であり、K-POP企画会社はアルバムだけを販売するのではなく、公演とMDがある。
そもそも「敵対的」という言い方は間違っている
また、SM現経営陣側の「敵対的」という主張に対し
基本的に大株主、寡占株主の意思に反して買い集めるのが敵対的M&Aだ。大株主の同意の下、適法な手続きを経て買収したことに対し、そもそも「敵対的M&A」と規定するのは宣伝用だ。逆にマネジメントチームが大株主なしに分散占有し、勝手に運営する方が深刻な問題だった。
SMの持分40%を持つか持たないか、ではなく、31日に開かれる「SM株主総会」が最も重要だ。株主総会で我々が実際に支持を得てこそ、私たちが望む理事会が構成されることができる。
SMのように立派な会社が良い支配構造を備えていないことに対し、長い間悲しんできた。HYBEは芸術家の自律性を尊重する。自律性に触れず、経営プロセスの側面で役立つ良い会社だということはすでに知られている。我々がSMを買収すると言った時、多くの人が期待した。企業情緒の観点から受け入れられなかったり、悪く受け止められる印象は全くなかった。